小田原箱根商工会議所は、小田原・箱根の企業を応援しています。


創業連載

小田原から始まる新たな挑戦

佐藤史一税理士事務所・佐藤史一さんの歩み

 
 

 小田原市を拠点に「佐藤史一税理士事務所」を開業した佐藤史一さん(36歳)。
 川崎市出身で、慶應義塾大学経済学部を2013年に卒業後、企業の経理・会計業務に携わってきた実務派の税理士です。
 社会人として働く中で、数字を通じて企業活動を支える会計・税務の奥深さに興味を持ち、「より専門性の高い立場で経営に関わりたい」と考えるようになり、税理士を志しました。挑戦は決して容易ではありませんでしたが、受験1年目で税理士試験5科目中2科目を受験し、いずれも合格。その後、試験専念期間を経てデロイトトーマツ税理士法人へ転職、同社在職中に残る3科目にも合格し、税理士資格を取得しました。

 また、デロイトトーマツ税理士法人では、約5年間にわたり大企業や中堅企業を中心とした高度な税務業務に従事しました。その後、株式会社リクルートホールディングスの税務部にて約1年間勤務し、事業会社の立場から税務・会計に携わった経験は、現在の実務スタイルの大きな礎となっています。

 独立にあたり拠点として選んだのが小田原市でした。2024年12月に移住し、「新幹線が停車する利便性があり、自然も豊かで住みやすい街」である点に大きな魅力を感じたといいます。フットワークの軽さを自身の強みとし、必要に応じて柔軟に顧客のもとへ足を運ぶ姿勢を大切にしています。また、大企業税務で培ってきた知見を、中小企業や個人事業主にも分かりやすく還元できる点は、佐藤さんならではの特徴です。

 商工会議所との関わりは、先輩からの紹介がきっかけでした。現在は税務関係の訪問派遣を紹介してもらうほか、商工会議所のコミュニティを通じて顧客とのつながりも広がっています。「一人では出会えなかった方々とご縁をつないでいただいています」と話し、今後も継続的な連携に期待を寄せています。

 今後の目標は、顧問先を着実に増やしていくことです。ただし、いわゆる“丸投げ”の関係ではなく、「顧客と一緒に悩み、考え、成長していける伴走型の税理士」でありたいと語ります。また、同世代の税理士との横のつながりを広げ、情報交換や刺激を受け合える関係を築いていくことも、これからの展望の一つです。

 小田原という新天地で、これまでの経験と専門性を武器に、新たな一歩を踏み出した佐藤史一さん。その挑戦は、地域に根ざした税務のかたちを静かに、しかし確実に広げていきます。


【お問い合わせ】
 佐藤史一税理士事務所
 電 話:080-4862-6338 
 

佐藤史一税理士事務所ホームページ

 
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