創業連載
地域に愛される海鮮丼店を目指して
ウオハン丼丸 小田原荻窪店・池田剛さんの挑戦
店主の池田さん(右)とスタッフの野木森さん(左)
小田原市荻窪に店舗を構える「ウオハン丼丸小田原荻窪店」。
手頃な価格で新鮮な海鮮丼を楽しめるお店として、地域の方々の日常に寄り添う営業を続けています。
店を運営するのは池田剛さん。奈良県出身で、これまで転勤を重ねながら関西を中心に生活してきました。現在は藤沢市から小田原へ通いながら店舗運営に取り組んでいます。
池田さんは以前から、「多くの人に喜んでもらえる仕事がしたい」という思いを持っていました。その思いを形にするために選んだのが、地域に根差した飲食店の経営です。毎日の食事として気軽に利用できるお店をつくりたいという考えのもと、海鮮丼専門店の開業を決意しました。
出店地として小田原を選んだ理由の一つは、小田原漁港の存在です。豊かな海の幸に恵まれた環境は、海鮮丼を提供する店舗にとって大きな魅力でした。また、小田原には歴史的な文化や偉人ゆかりの地が数多く残されており、そうした歴史ある街の魅力にも惹かれたといいます。
ウオハン丼丸はフランチャイズブランドでありながら、比較的自由度が高いことも特徴です。仕入れ先の選定や価格設定にも裁量があり、地域の特性に合わせた店舗運営が可能です。池田さんはその強みを活かしながら、「安くておいしい海鮮丼を日常的に利用してほしい」と考えています。特別な日のごちそうではなく、普段の食事として気軽に立ち寄れる存在を目指しています。営業時間は午前10時から午後8時までで、午後3時から4時までは中休み。不定休で営業しています。
開業にあたっては、当所も利用していただきました。経営相談では全7回にわたる相談を実施し、事業計画や資金計画について丁寧に見直しを行いました。「相談を通じて、自分の計画の甘さに気付くことができました。アドバイスがなければ資金繰りで苦労していたかもしれません」と振り返ります。今後も定期的に相談しながら、経営の壁打ち相手として頼りにしていきたいと話しています。
現在の課題は、より多くのお客様にお店を知ってもらうことです。商品の品質や価格には自信がある一方で、まだ認知度が十分とは言えず、客数の増加に向けた取り組みが必要だと感じています。「改善することはまだまだたくさんあります」と語り、集客方法や情報発信など、一つひとつ見直しを進めています。
将来的には、多店舗展開にも挑戦したいと考えています。また、地域に愛される店舗づくりを続けながら、自ら市場のセリに参加することも目標の一つです。さらに、その先には寿司業態への挑戦という夢もあります。
「地元の皆さんに気軽に利用していただけるお店でありたい」。
その思いを胸に、池田さんは今日も海鮮丼を提供しています。小田原の海の恵みを届けながら、地域とともに成長する店舗を目指す挑戦は、これからも続いていきます。
ウオハン丼丸 小田原荻窪店
小田原市荻窪335
電 話:0465-20-5572
営業時間:10:00~15:00
16:00~20:00
定 休 日:不定休


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