創業連載
小田原で紡ぐ、
日本料理の新たな一歩
和食 髙はし・高橋直樹さんの挑戦
奥様が手掛けた暖簾が出迎えてくれます
2026年4月11日、小田原に新たに暖簾を掲げた「和食 髙はし」。
店主の髙橋直樹さんは、恵比寿の日本料理店で14年間料理長を務めた経験を持つ実力派の料理人です。永年にわたり第一線で腕を磨いてきた髙橋さんが、次の舞台として選んだのがこの小田原の地でした。
これまでのキャリアの中で、料理長として店舗運営に深く関わる一方、「規模が大きくなるほど、自分の理想とする料理やお店のあり方との距離を感じるようになった」といいます。そうした違和感が独立への思いを強め、自分の手で一から店をつくりたいと決意しました。
当初は茅ヶ崎での開業も検討していましたが、奥様から「小田原だったらいいよ」との一言があり、候補地が大きく変わります。
実際に訪れた小田原の街は、歴史と自然が調和した魅力にあふれており、「ここで店をやりたい」と強く感じたといいます。奥様は茨城県出身、髙橋さんは神奈川県座間市出身。縁あって選んだ小田原で、新たな挑戦が始まりました。
店舗探しでは、不動産事業者に相談し、理想に近い物件と出会うことができました。その足で当所を訪れ、事業計画書をもとに相談を開始。客単価や客数、営業日数、ランニングコストといった数値面について専門的な視点から助言を受け、計画の精度を高めていきました。これまでの経験に裏打ちされた感覚に加え、客観的な数字の裏付けを持つことで、開業への準備をより確かなものにしていきました。
店の顔ともいえる暖簾のロゴは、奥様が手掛けたものです。
御幸の浜から望む相模湾の景色をモチーフにしており、小田原という土地への思いが込められています。店内では、これまで培ってきた日本料理の技術をベースにしながら、小田原の食材も積極的に取り入れ、地域の魅力を料理で表現しています。
現在、定休日は不定休としており、営業日はインスタグラムや電話での確認をお願いしている状況です。ホームページは近日完成予定で、今後は情報発信の強化にも取り組みながら、より多くの方に店の魅力を届けていきたいと考えています。
「この街にあってよかったと思ってもらえる店にしたい」。そう語る髙橋さんは、現在45歳。75歳までこの店を続けることを目標に掲げています。小田原の人々はもちろん、市外から訪れる人にも、この土地の魅力を料理を通じて伝えていきたいといいます。そのためにも、今後は当所を通じて地域の情報や人とのつながりを深め、この地で長く愛される店づくりを目指していきます。
長年の経験と確かな技術、そして新天地への想いを胸に、小田原で新たな一歩を踏み出した髙橋直樹さん。「和食 髙はし」が、この街にどのような彩りを加えていくのか、これからの歩みに注目が集まります。
和食 髙はし
住 所: 小田原市本町4−2−48
電 話: 070-3548-8281


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