小田原箱根商工会議所は、小田原・箱根の企業を応援しています。


2020年 8月号

コロナとは長い付き合いになりそうです

 8月に入り、コロナは一筋縄ではいかない相手であること、そして、長期戦になることが明らかになってきました。
 まずは、自分が、自社の社員が感染しない・させないこと、お客様に感染させないためにできることは全てやると徹底するしかありません。例えば、お店や施設を営業されている方々であれば、神奈川県の推奨する「感染防止対策取組書」「LINEコロナお知らせシステム」をまだ導入されていなければ、急ぎ導入されることをお薦めします。やり方が分からなければ当所にご一報ください。
 6月号で「もしかしたら、このコロナのせいで、私たちはこれから迎えるはずだった未来を図らずも一足早く見せられているのかも知れません。」と書きました。今世の中で起こっていること、例えば、老舗企業が経営破綻したり、テレワークなど新しい働き方が実際に始まったり、人、モノ、仕事(お金はまだのようですが)などが東京一極集中から地方への分散する兆しが見えたりとか、これらの現象が「来るべき未来」であるなら、戻ることはできないし、戻ろうとすることは意味のないことのように思います。
 コロナ以前に無理やり戻そうとするのではなく、来るべき未来という世の中で、自分の会社や店がどう生き延びて輝いていくのか?どうお客様の役に立っていくのか? あるいは、この小田原、箱根という地域がどう輝いていくのか? はたまた、自分がどう暮らしていくのか?を考え、できるところから具体的に挑戦していくほうが、今を嘆き、過去を懐かしんでいるより、この困難な状況下でも、少なくとも前向きな気持ちになれるような気がします。
 とは言っても現実のサバイバルと将来への布石を打っていくことは決して簡単なことではありません。「知恵を集め、力を束ね、お互いを活かす」ことを標榜するわが小田原箱根商工会議所として職員一同、会員さんのためにできることは何かを真剣に考え、できることから取り組むそんな日々です。
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