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お知らせ

令和4年度 第1回気候変動アワード 結果発表

 当商工会議所では、小田原箱根地域で気候変動の緩和や環境保全に関する取組に関して顕著な功績のあった企業及び団体を表彰することにより、市民、事業者等の気候変動に対する意識の向上と環境配慮活動のさらなる普及促進を図ることを目的とした顕彰事業「気候変動アワード」を実施いたしました。


2022年5月から7月の3カ月で募集を行い、16事業所様よりご応募を頂きました。
多くの事業所様よりご応募を頂き、誠にありがとうございました。
ご応募頂いた内容を選考委員会にて、「取組内容が持続的かつ発展性があること」、「業種や業務内容を問わず行える取組であること」等の観点から選考を行い、大賞1社、特別賞3社を選出いたしました。

以下に結果発表及び、ご応募頂いた全16事業所様の取組内容をご紹介いたします。なお、ご応募頂いた内容で掲載しております。

※敬称略

大賞

特別賞

取組内容のご紹介

あきさわ園 きらくなのうえん隊 海漬け竹垣プロジェクト

  • 取組の内容

 昔ながらの農村、里山文化、和を以て貴しと為す文化、持続可能で豊かな食と農の環境づくりが大切であると思って活動をしています。農業といういのちを育て一次産業として暮らしを創り、衣食足りて礼節を知る文化の根幹を担っていると考えます。

【あきさわ園】
 農業生産事業体である、あきさわ園が後援とし、生産、加工、販売、体験、地域活性、農福連携事業等を行っている。
 
【きらくなのうえん隊】
 近隣の荒廃農地の再生を含めた里山再生&援農ボランティア団体。自治独立した産業としての環境資源、里山の農業資産の再付加価値化を目指してる。
 事業内容は、荒廃竹林の再生と利用。日本伝統構法の建築士と組んで、古民家再生&新築材としての利用を推進。竹林整備士、竹小舞技士の養成、雇用創出を実施。数100年続く農家が五年ほど前に廃業。その農園の一部をあきさわ園が引き継ぎ、市民参加型の生産、加工、販売、体験、農村との橋渡しと商品開発も踏まえた、リアル“DASH村”的里山管理を行っている。
 FBグループ452人の関心を集めている。2016年頃から、ワークショップも開催。年間約1,000人のボランティア等の関係人口の構築を担っている。
 
【海漬け竹垣プロジェクト】
 荒廃農地からの全国の社会的竹林問題。かつての小田原は山と海の産物がつながっていた。
竹を伐り出し、漁をするブイの代わりの浮き素材として利用。数年で朽ちてきたら、漁師町の風情溢れる生垣に再利用。塩漬けになっているので、防腐効果も高く50年、100年以上持つ材として使える。
 荒廃農地問題×景観向上×市民参加で意識と地域雇用創出を目指して2020年より活動開始。
 
  • 取組の効果
     
1. 食糧増産
  分け合うことへの社会貢献 荒廃農地の再生と維持。

2. 健康と福祉
  あきさわ園としては、農福連携で地域雇用創出、障碍者の自立支援活動を行っている。しんわ学園、みりおんりーふ、ありんこホーム、沼代園と連携しながら食と農の地場産業発展を行っている。

3. 質の高い教育をみんなに。
  フリースクール、小中高大学、社会人、企業と連携で、体験、実習、社員教育等の受入れを行っている。命を生産する現場から学ぶこと。すべての産業の根幹を担っていること。環境とともに持続可能な社会とはなにかを参加者とともに学ぶ場づくりを行っている。

4. 生産活動を通して、男女平等となにか、得意不得意の多様性を学ぶ活動をしている。

5. 安全な水
  山の保全は寛容な大地を形成し、海への豊富な養分生産と関係性を補完しあっている。 

6. 最大のエネルギー効率は食糧生産。 

7. 里山での地域活性。
  見向きもされなくなった里山。人の命も、タイムイズマネーのものとして扱われる、社会の経済活動。食と農の現場では多種多様性な仕事、役割が待っている。多くの手間暇が、おいしいモノづくりと持続可能な環境を創造する。
 人の存在価値を見出せる結果、働き甲斐も経済成長も併せ持つ。

8. フードロス、規格外品から新たな商品開発

9. 採れたものを分かち合うこと。
  今ある限られた環境資源を共有すること。その根本を学ぶこと、その人間的ベースが不平等解決になる。

10. 持続可能な環境を
 経済活性が里山から始まっている。

11. 食品工場、カカオ粕、コーヒー粕、ビール酵母等の有機物資源の産業廃棄物(食客処分)を『肥料』として再利用。里山生成に。

12. 地場産業・企業×農業の関係性の強化を図る。

13. 漁港で出る魚のあら等の産廃を、魚粕として山に戻し、周期物の成長を促成。その枝葉が時を経て養分となり、地中、川、海に帰り、豊かな海とや森の環境を創造する。

14. 市民参加型のパートナシップで社会の、一人一人の意識改革をひとつづく変えていく。

 

株式会社 鮑屋

  • 取組の内容

 当社は SDGs に代表されるような価値観の変化や社会環境に対応できるようチャレンジしながら社会に必要とされ続ける企業を目指しています。その中で環境保全に関する取組みとして、「海洋生態系維持に向けたトレーサビリティの確保」や「地産地消」、「地元食品ロスの有効活用」に取り組んでいます。
トレーサビリティの確保に向けてはマリンエコラベル(MEL)の取得を目指しています。MEL認証は環境や生態系の保全に配慮した管理に取り組んでいる漁業・養殖生産者や加工・流通業者を認証するものであり水産業や魚食文化の発展に必要な環境を保全するものであります。
 「地産地消」、「食品ロスの有効活用」についてはフードマイレージの削減が期待できるものであります。食物などを運搬する距離を「フードマイレージ」とも呼び、このフードマイレージが高いほど、輸送コストやエネルギーが大きくなります。地元で食物等を消費することでフードマイレージを低く抑え、運搬によって発生する CO2(二酸化炭素)等の削減に繋げています。結果として環境保全だけでなく、地域の持続性向上や地域経済の発展にも貢献できると考えています。 
 
  • 取組の効果

 上記取組みの具体例として、地元酒蔵で日本酒を造る過程で生じる大量の酒粕を利用した新商品を開発しました。「食品ロス」の削減に貢献するとともに「地産地消」によりフードマイレージを低く抑え、環境保全に貢献しています。また地域循環により地域経済の発展にも貢献しています。
 今後も多くの地元事業者との連携を進めることで、当社だけでなく地域が一体となって環境保全や地域経済の発展に継続的に貢献していくよう努めていきます。


 

小田原ガス株式会社

  • 取組の内容
 
①フードバンクかながわへ災害用備蓄食料を提供
②事務所の電気契約を再生可能エネルギー100%(RE100・湘南のカーボンフリー)に変更
③太陽光パネルを設置
④非常用自家発電機をリプレイスし、燃料を重油から天然ガスに変更
⑤電気自動車を活用した脱炭素社会を目指す株式会社REXVEが取り組むカーシェアリング事業に参加 し、本社駐車場および所有している事務所駐車場にEVステーションを設置。 
 
  • 取組の効果
     
①廃棄する予定であった食品をを必要とする方々へ寄贈することで分かち合うことのできる社会、助け合うことのできる社会へ参加し、また環境破壊につながる食品ロスを抑えることができる。来年度以降も継続して活動を実施する。
②電気のコストは若干上がったが、エネルギーを取り扱う地域に根差したライフライン事業者として、脱炭素に向けた取り組みは必須であると考える。
③太陽光パネルを設置し電気を自家消費することで最大50%電力購入量を削減することができる。
④運転時の二酸化炭素排出量を低減。電力需給ひっ迫時に商用電源から切り替えることにより節電に協力している。
⑤株式会社REXVEが取り組む、電力の需給ひっ迫時に EV に搭載された蓄電池から電力を取り出し、EV設置の需要場所の電力を賄うことで、系統からの電力量を抑制し、安定供給に貢献する取組について、実証実験に参加。 

 

小田原紙器工業株式会社

  • 取組の内容

①太陽光パネル設置、社内LED化
②FSC認証の取得
 
  • 取組の効果

①通常電力使用量の約25%を賄い、休日時は太陽光発電のみで社内補完しています。
 また、社内照明をLED化し、照明使用電力50%削減、作業地の照度が750ルックス→950ルックスに向上し環境改善もはかれました。
②認証紙の使用推進による森林保護、気候変動対策としています。

 

さがみ信用金庫

  • 取組の内容
 
 環境保全に関する取組として、毎年9月の第1土曜日に海岸清掃(酒匂川河口付近)を実施しています。
当金庫の創立70周年記念事業として平成7年から実施していますが役職員や当金庫のOB、また近年では様々な団体、学生にも参加していただいております。
 平成25年から令和元年の7年間の参加者は平均535名で、うち外部の協力者は約30名を数えます。令和2年からは新型コロナウイルス感染症予防を理由に中止としておりますが、感染状況をみながら再開する予定であります。
 
  • 取組の効果
     
 職員の家族の参加もあり、次世代の環境への意識向上にもつながっていると考えます。
 また本活動が定着し、職員の環境に対する意識も高まったこともあり、あらたに職員互助会のなかに「ボランティア活動部」を発足させています。平成27年5月から活動を開始し、20~30名程度の職員が参加しております。「北條五代祭り」「城下町おだわらツーデ―マーチ」の開催に合わせた周辺の清掃活動や、開成町のあじさいまつり終了後の花の剪定作業にボランティアとして参加しております。 

 

【特別賞】サンネット株式会社

  • 取組の内容

1. コンピューターの仮想化

  サーバーを仮想化し、物理サーバーの台数を減らすことで電力消費量を抑制しています。

2. テレワークの推進
  社員の約 90%が週 2 日~ほぼ出社なしのテレワークを実施しており、交通機関の利用を抑制しています。
3. ノート PC の利用
  社内で新規購入するパソコンは原則ノートパソコンとし、電力消費量を抑制しています。
4. クラウドサービスの利用
  メールやグループウェアについて、自社内にサーバーを構築せず、クラウドサービスを利用することで
    電力消費量を抑制しています。
5. ペーパーレス
  複合機を置かず、スキャナーとプリンターのみを置くことで資料のコピーを抑制し、紙やトナーの使用を抑制しています。 FAX も受診したものを直接印刷せず、PC 等で内容を確認したうえで必要なものだけ印刷しています。
 
  • 取組の効果

     システム開発を行う企業にはコンピューターサーバーやパソコンは必要不可欠ですが、仮想化技術の導入やクラウドサービスを利用することにより、物理的なコンピューターの利用を減らし、ひいては電力消費量を減らすといったことにつながっています。 また、業務の特性上(提案資料の作成、仕様書や設計書の確認)紙の資料を印刷しがちでしたが、こちらもやり方を工夫することで紙やトナーの使用量を抑制しています。
 

株式会社 ジェイコム湘南・神奈川 西湘局

  • 取組の内容

 MaaS(Mobility as a Service)による環境負荷軽減
 J:COMグループでは CO2削減のため、営業車両にミニバンを導入し、従業員(一部業務委託含む)がラ
 イドシェアを行うことで営業車両台数の半減を目指しています。当局でもMaaS用として、2021年7月
 よりミニバン7台(ノア)を導入し、既存車両(ミライース)32台を削減(59台→27台)にすること
 で、環境負荷軽減に取り組んでいます。

 
  • 取組の効果

 MaaS 取組みにおける環境負荷軽減効果
 本取組みによる効果⇒年間30.1t のCO2削減を見込む
  ※2022年4~6月の平均走行距離実績を基にe-start統計表により試算
  削減対象(-) ミライース32台分のCO2排出量(削減する既存車両):47.0t/年
   …① ※平均走行距離 800km/月
  増加対象(+) ノア7台分のCO2排出量(MaaS導入による増加車両):16.9t/年
   …② ※平均走行距離 1,470km/月
 ▶将来は「J:COM MaaS」として、地域のお客さまを駅や病院へ送迎するなど「地域の足」となり、地域 
  の課題に取り組みます。
 

株式会社ダイドーフォワード ダイナシティ

  • 取組の内容
 
①太陽光発電・蓄電設備
 ダイナシティウエスト屋上に、太陽光発電および蓄電設備を設置しております。
 災害時の避難発生時において、施設に必要最低限な電力確保を目的としており、商用電源が停止した場合には昼夜を問わず電源が供給されます。館内には太陽光発電による発電量がリアルタイムで表示される電光掲示板を設置し、再生可能エネルギーによる発電量が視覚的にわかる仕組みを取り入れております。

②官民建物間熱融通事業
 ダイナシティイーストと、隣接する小田原市川東タウンセンターマロニエとの間を、空調熱源設備を利用して相互に熱融通しております。本事業は、環境省の平成27年度二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金【先導的 「低炭素・循環・自然共生」地域創出事業(グリーンプラン・パートナーシップ事業)】の第1号事業に採択され、実施しております。

③EVエコステーション
 ダイナシティウエスト平面第6駐車場、ダイナシティイースト立体駐車場2階にEV車用急速充電設備“EVエコステーション”を設置しております。 
 
  • 取組の効果
     
①通常時には昼間における消費電力のピークカット、消費電力が多い時にはピークシフト効果が見込まれ、CO2削減に努めます。また、小田原市および近隣自治会との間で、津波発生時や風水害発生時にはウエスト立体駐車場を一時避難場所として提供する協定を締結しており、避難時に停電した際、蓄電設備にて電力を供給いたします。

②各々単独で設備を持つ場合に比べ、CO2排出量の低減につながります。

③将来のEV車普及を見据え、更なる拡充を計画し、CO2削減に協力してまいります。  

 

【特別賞】株式会社 大半商店

  • 取組の内容

1. 節電意識向上の為、照明・エアコン・機械設備・冷凍庫・乾燥機のスイッチに1時間当たりの使用料(目安)を表示。こまめにOFFする様にした。
2. エアコンの設定温度を、26℃→27℃に変更。(エコモード運転設定)
3. LEDでなかった照明をLEDに変更(冷凍庫内照明)
4. 生産スケジュールの変更により、急速冷凍機の稼働時間を削減。(月間70時間程度)
5. 年に1度、電気使用量削減の為の検討会議を実施。(①、②、④はその中で決定し実行)
 
  • 取組の効果

     生産量に変動がある為、単純に前年度との比較はできませんが、活動前とくらべ7%~10%の削減効果が出ています。月間使用量で3,000~5,000kwhの削減、従業員の意識改革により、家庭においても節電意識が高まったとの声がありました。
 今後も出来る事を見つけ取り組んで行きます。
 また、太陽光発電・蓄電システムなど設備投資を行う事で、工場で使用する電気をまかなうように出来ないか検討していく状況です。
 
 

株式会社デコリア

  • 取組の内容
 
◎省エネ壁紙(エコリフレクト)の開発と製造(特許取得商品)
 通常の壁紙よりも光の反射を多く出来る特許技術を開発し、室内をより明るくする事が出来る光拡散壁紙、通称エコリフレクト壁紙を製造しています。
 効率よく光を拡散反射させることで照度をUPさせ、約20%の消費電力を削減する効果が期待できます。それによりCO2削減に繋がり、温暖化防止に貢献しています。
 また昨今問題となっている電力逼迫による節電に対しても、照明器具の削減や暗くしても照度が大幅に下がらない効果も期待でき ます。 
 
  • 取組の効果
     
◎2018年の発売以降 2021年度まで累計販売数量(単位:km)
 →3,606km
◎累計販売数量に対する CO2 排出量の削減効果期待量(単位:t)
  →2,993t(杉の木213,790本分の年間CO2  吸収量相当)
 注1)杉の木 1 本が 1 年間のCO2を取り込む量が14kg
◎周辺地域施設での施工実績あり

 

株式会社 東海ビルメンテナス

  • 取組の内容
 
弊社の所有する独身寮のうち、最新の2棟にソーラーパネルを設置し太陽光発電を導入。
また、営業車130台中32台をハイブリッド車に変更。
事務所照明のLED化。
空調設備の入替を実施。
 
  • 取組の効果
     
 照明のLED化と空調設備の入替に関しては、社内対応だけでなく、お客様への提案も積極的に行い温暖化防止を展開している。

 

株式会社 古川

  • 取組の内容
 
社内での資源を有効活用
 当社では各営業所に事務用品(ボールペンやクリアファイル、クリップなど)の回収BOXを設置していま 
す。各事業所で余っている事務用品の有効活用を図るべく一度回収して、 再度不足している営業所への再配布を実施しています。

・ペットボトルゴミの削減とマイボトルの推進
 2021年よりペットボトルの社内全事業所での持ち込みを自粛し、従業員へマイボトルの利用を推奨。マイボトル・アクアクララの活用で、その他プラスチックごみの削減に挑戦しています。アクアクララを社員へ無料で飲み放題提供することにより、継続的に現在も続けております。その当社で製造される宅配水アクアクララは(ミネラルウォーター)、生産時に使用される電力の100%を再生可能エネルギーの「湘南のでんきカーボンフリー」を使用して生産しています。また、自社工場には16.5kwの太陽光発電システムを設置して、ここからも生産時に電力を供給しています。アクアクララの工場では生産過程で排出するプラスチックをリサイクル業者へ出すことにより、「プラごみゼロ宣言」を出して、環境への配慮を継続的におこなっています。

・料金のお知らせ等のペーパーレス化
 紙で発行していた料金のお知らせやご請求書等を会員サイト『My古川』『マイアクア』からのご確認へ移行しお客様へ郵送する紙での請求書等などペーパーレス化を実現しています。また、紙での点検などの書類も随時タブレット化により紙を削減しています。 導入後紙の枚数が毎月減り、年間約11万4千枚削減しました。紙の購入控えでCO2削減に貢献しました。今後もペーパーレス化を社内で進めてまいります。
 
  • 取組の効果
     
 当社では、各従業員へ配られた文具や事務用品を集めて再分配をする、事務用品の回収BOXを各事業所へ設置して、事務用品の購入費用および購入商品を抑制することで、生産にかかわるCO2削減を考えて、行動しております。
 また、当社で製造販売している宅配水(アクアクララ)では繰り返し使える「リターナブルボトル」を採用し、リサイクル(再資源化する)、リデュース(ゴミを減らす)、リユース(繰り返し使う)の3Rに取り組んでいます。生産時に排出されるプラスチック廃材は100%リサイクルされる企業で適正に処理されています。環境にやさしい生産体制で、地球温暖化の原因のCO2の削減 に貢献しています。

 

株式会社 まるだい運輸倉庫

  • 取組の内容
 
 大型トラック長距離運行の車中泊時におけるアイドリング・ストップのための機器の導入推進。
 長距離運行で車中泊が必要である大型トラック2台に、エンジンを停止しても独立で稼働する車載室内ヒーター(ミクニ社製エアヒーター)を 2021年度に装着し、冬季車中泊時(ドライバー休息時)にアイドリングを停止することでCO2排出量を削減した。
 
  • 取組の効果
     
【概要】
 1年間での使用期間は 12 月~3月間の 4ヶ月となり、その期間の宿泊時においてCO2削減の効果がある。  また、走行距離に換算するとおおよそ5,200㎞相当となり、大型トラックで小田原・大阪間を約5往復分できる量の軽油を節約できた。

(1)装置(エアヒーター)装着車による使用期間中のCO2削減効果は、未装着車と比較して3.3%の削減となる。
(2)車中泊時間(1日あたり平均9時間)のアイドリングストップにより、CO2排出量は85.6%の削減となる。
(3)効果は1年間で約944キログラム(2台分)のCO2削減となる。
(1台1ヵ月あたり約118キログラムのCO2排出量の削減となり、使用期間で合計472キログラムの削減となる)
(4)2021年から毎年3~5台の装着を計画しており、2026年までに当社車両の合計20台に装着する予定。

【根拠】
①1時間あたりの燃料消費量(最低基準値)1.32リットル(アイドリング10分間あたりの燃料消費量 0.22~0.30リットル)
②1時間あたりCO2排出量(最低基準値) 960グラム(アイドリング10分間あたりのCO2排出量(炭素換算)160~220グラム
③エアヒーター使用時の1時間あたりの燃料消費量平均値 0.19リットル
④装置(エアヒーター)装着後の燃料使用量削減割合 85.6%削減 → (1-(③ ÷ ①))×100(%)
⑤144 時間(1ヵ月)のエンジン停止 → 車中泊時間(長距離トラック)1日9時間×4日間(1週間中)×4週(1ヵ月)

【効果】
(1)CO2量削減の効果 → ⑤144時間 × ( ②960 × ④0.856 ) =118.333キログラムのCO2排出量削減(1台1ヶ月あたり)
(2)燃料削減の効果 → ⑤144時間 × ( ①1.32 - ③0.19 )= 162.72リットルの使用削減(1台 1ヶ月あたり)

 

【大賞】ヤブタ塗料 株式会社

  • 取組の内容

 【Present Tree -プレゼントツリ-】(認定NPO環境リレーションズ研究所)を通して、「ストーリーのある植樹活動」を行っています。
 塗料販売業界初の試みとして、当社の塗料販売のお客様で、植樹の取り組みに賛同してくれた塗装業者にこの活動を普及しています。現場シートやパンフレット、ポスター、エコバッグ、メッセージ付き証明書など、当活動を積極的にアピールできるグッズも提供して活動を推進しています。
 小田原地域だけでなく、埼玉、名古屋、神戸の塗料販売企業と連携し、「エコペイントネットワーク」(http://ecopaintnetwork.com/)として全国的に展開。私たちの業種でできること、経済活動と環境負荷低減の両立に、SDGsという言葉が普及するずっと以前より継続して取り組んでおります。当社には施工部がありますので、塗り替えリフォーム施工1件に対して、記念としてお客様名義で1本植樹を行い、証明書をお渡ししています。
  • 取組の効果

 植樹による気候変動緩和効果そのものはもちろん、当業界ならではの「ストーリーのある植樹活動」と普及活動に自信を持っています。塗装工事は「お客様の大切な住み家を10年・20年と守るためのもの」。この大切な機会に植樹を行い、「お客様の住み家と苗木をともに見守っていく」として、思い入れ面からの啓蒙効果も期待しています。また、当社とつながりのある塗装業者や全国の連携企業とともに活動することで、1社ではできない波及効果を生んでいます。まだまだアピール不足ですが、講演依頼や社会見学の受け入れなどを通じて、他企業や若い世代への普及活動も行っております。昨今の環境意識の高まりから、塗装リフォームの業者選びの際のアピールポイントとして、経済活動との両立を期して継続的に活動していきたいと考えております。

【特別賞】株式会社 凛門

  • 取組の内容

1. カーボンオフセット電力の選択
  地域の湘南電力への切り替えと、その中でもカーボンオフセット電力に切り替えたことで、実質CO2排出ゼロを実現。

2. 地域木材の使用
  建物(内装)で使用する木材を天然木や地域の間伐材とすることで、プラスティック製品からの脱却と、CO2の保持が実現、また、解体焼却時の使用エネルギー負担を軽減する。

3. エアコンを使用しない選択
  従来のエアコンを使用せず、館内すべてに冷水と温水で温度調整をする「パネルシェード」を採用。従来のエネルギーコストの半分の消費電力と言われている。ハウスダストなどが一切発生しないため、地球にも人にも優しい次世代型エアコンである。

4. 排水によってきれいになる
  アルカリと酸性電解水を生成する機械を設置。天然の次亜塩素酸ナトリウムと言われている電解水は水と塩に電気を通すことで生成する。洗浄剤を使わずにハイター以上の効果を発揮し、排水は水と塩に戻り、配管までクリーンにする。

5. 断熱効果の高いサッシへの変更と日射遮蔽や断熱の工夫によるエネルギー消費量を抑える
  壁面の外断熱(80mm)、その他にも日射遮蔽として外にブラインドや簾、パラソルなどを設置し、熱が入らない工夫をしている。また、一番熱い時間帯にテラスや庭を節水型ミストをすることで、建物自体の温度が下がり、結果的にエアコンの稼働負担の軽減が実現できた。

6. 駐車場の芝生化
  通常アスファルトにする駐車場を一部でも芝生化にすることで、熱の反射と保水による温度を下げる効果が生まれ、建物への熱(ヒートブリッジ)の軽減を生む。

7. 廃棄綿から新たな価値を生む
  お客様に提供している靴下は、廃棄されてしまうバージンコットンを手で拾い糸にされている職人さんに靴下にして頂いている。廃棄されてしまうものを商品化することで、新たな価値が生まれている。

8. コミュニケーションをSNSで
  業務連絡にlineを使用することでペーパーレスを実現。
 
  • 取組の効果
 
 カーボンオフセットは、他社などに推薦することで、取り組みの輪が広がる。特に地域電力の湘南電力への切り替えは、瀬戸建設(株)など2社が切り替えをした。
 次世代エアコンのパネルシェードは、自宅でも採用したいという方が複数現れており、実際にエアコンではなくパネルシェードを採用している。エアコンよりエネルギー消費が少ないため、全体として節電やCO2排出の軽減につながる。
 日射遮蔽のブラインドや簾などは、体感としても熱の侵入を防ぐ効果が高く、結果としてエアコンなどのエネルギー稼働の節約につながっている。
 

株式会社 リンクライン

  • 取組の内容
 
①当社の主力商品である石鹸の主原料はパーム油ですが、その原料メーカーはRSPOの会員であり、持続可能なパーム油を使用しています。

②「プラスチックをできるだけ減らしたい」そんな思いから、化粧品として一番使われているプラスチックボトルを減らすため、液体シャンプーが主流の中、紙中心のパッケージにした固形シャンプーを発売しております。また、固形シャンプーのみならず、容器においてプラを完全に排除した固形のクレンジングも製造販売しております。

③廃棄物を極力減らすため、製造過程で出た端材を再度溶解し成形した石鹸「マイシャワーソープ」を製造販売しております。

④当社は狩川沿いの立地にあり、井戸水が豊富なことから、この水を利用して工場の屋根にスプリンクラーを設置し、水を撒くことによる気化熱で室内の冷房の効きを良くする試みを行っています。

⑤当社の取り組みを知っていただくため積極的に見学を受け入れております。
 
  • 取組の効果
     
 私たちのような小さな会社がどれだけ取り組んでも、気候変動への直接的効果は無いに等しいです。
 けれども、私たちのような会社が、「安い原料で良い」、「売れれば良い」という製品ではなく、環境に配慮したこれら製品を販売することで、「何故リンクラインはこんな商品を出しているのか?」を少なからず考えてもらえると信じております。
 一人でも多くの方が意識してもらえれば、その積み重ねが、きっと大きな効果つながるはずです。
 そのためにも、私たちは見学を積極的に受け入れ(毎年100名程度)、当社の取り組みを知っていただくようにしております。 私たちリンクラインは、障がいある社員が主役の会社だからこそ、未来に責任を持って製品の製造に取り組んでおります。
※水を撒くことで3度ほど下がります!でも、暑いです!
※端材を有効活用することで廃棄はほとんどなくなりました。また、手洗いの重要性を知っていただくため小田原市をはじめ、各種団体に端材石鹸「マイシャワーソープ」を寄付しております。

 

お問い合わせ先

小田原箱根商工会議所 企画課

TEL:0465-23-1811 / FAX:0465-22-0877

e-mail:sodan@odawara-cci.or.jp

(電話受付時間:9:00~17:00 ※土日祝日は除く)

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