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創業連載

行政書士 脇 健二事務所

「50歳を超えても夢を追いかけることに遅すぎることはない」。
そう語るのは、行政書士として新たな一歩を踏み出した脇 健二さんです。高卒からスタートし、多彩な職歴を経て行政書士として独立するまでの道のりには、苦難と挑戦が刻まれています。脇さんの経歴は、製造業、司法書士事務所、タクシー会社など、多岐にわたります。その中で「法律を通じて人を助ける仕事がしたい」その想いを胸に抱きながらも、当時は夢を実現する手段が見つからず、資格試験にも挑戦しましたが、結果は思うようにはいきませんでした。

 転機が訪れたのはコロナ禍の時期。「このままの人生でいいのか」と自問した脇さんは、自身の夢と再び向き合う決意をします。司法書士事務所での経験を活かしつつ、行政書士試験に挑戦。試験は3度目でようやく合格しましたが、その過程には大きな学びがあったと言います。「努力を積み重ね、やり遂げることの大切さを知りました。自分に足りなかった部分を克服できたのは、大きな自信につながりました」と語ります。
 脇さんは、行政書士試験に合格したら創業することを決めていました。創業の準備にあたって商工会議所の創業相談窓口に何度も足を運ぶとともに商工会議所の主催で年2回開催している公的融資相談会にも出席し、融資に関するサポートを受け創業に至りました。

 現在、脇さんは主に企業向けの許認可手続や、個人向けの相続・遺言関連業務を手掛けています。その根底には「感謝」と「敬意」を大切にする姿勢があります。
 「若い頃は感謝の本当の意味を理解していなかった」と語る脇さん。周囲の支えや温かさに触れる中で、本心から感謝し、人を敬うことが自身を成長させると気づいたそうです。この心構えが、お客様との信頼関係を築く基盤となっているとおっしゃいます。
 脇さんはご自身の成功体験をもとに自分自身と似た人々に寄り添い法律という武器を使い多くの人の手助けをしています。今後は、商工会議所の部会や交流会、勉強会を最大限に活用し、横の繋がりを拡げていきたいと語っています。

 行政書士 脇 健二事務所は家庭訪問相談会も行っています。ネットの情報だけでは解決できないことや、正しい知識を知りたいなどご自身のさまざまなケースに合わせて丁寧に相談に乗ってくださいます。電話でのお申込みやお問合せを承っています。些細なことでも丁寧に対応してくださるので、お困りごとがある方は是非、ご連絡してみてはいかがでしょうか。


お問い合わせはこちら(https://kenjiwaki-office.com/entry1.html)よりご覧ください。
 
 
 
 
 
 
 
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