小田原箱根商工会議所は、小田原・箱根の企業を応援しています。


創業連載

洋食とまちの食卓

 Kitchen MOTO が描く、鴨宮発のチャレンジ
 
 

 小田原市中里に店を構える「Kitchen MOTO」は、洋食をベースにした一皿と、落ち着いた雰囲気が魅力のレストランです。

厨房に立つのは近藤博英氏。現在は小田原市鴨宮に暮らしながら、地元の人に長く通ってもらえる店づくりを目指しています。

 近藤氏が料理の道に入ったのは18歳のときです。ホテルに就職して以来、各地のホテルで主に料理人として腕を磨いてきました。
外資系ホテルの厨房での経験はプロとしての基礎を叩き込まれる場であり、同時に

「ホテルは制限が多く、自分のやりたい料理を自由に表現しにくい」という葛藤も生まれたといいます。その思いが独立の原動力となり、開業後には看板商品の一つとなる「しらすオムレツ」を自ら開発するなど、自分らしい洋食づくりに挑戦してきました。

 令和6年11月のオープンから、1年を迎えました。この一年を振り返り、「正直、思った通りにはいかないことも多かったです」と近藤氏は率直に語ります。食材価格の高騰により、出したい価格と現実とのギャップに悩まされ、広告費や水道光熱費、通信費などの固定費も想定以上に重くのしかかりました。それでも、娘さんがSNS運用を手伝うなど、家族と一緒に店を育てていることが支えになっているといいます。店では、スズアコーヒーによるオリジナルブレンドも提供しており、洋食とともに楽しめる一杯として親しまれています。

 創業時には、当所にご連絡をいただき、創業融資を受ける際は、創業計画書や収支計画を経営指導員と共に作成し、日本政策金融公庫との橋渡しをしました。また、夜の集客に課題が見えてきたことから、経営指導員とともにメニュー構成や打ち出し方の見直しを進めているほか、飲食サイトの口コミからドリンクの改善点を見つけ、ラインナップや提供方法の改善にも取り組んでいます。

看板商品のしらすオムレツ

 今後について近藤氏は、「新しい商品をどんどん開発しながら、Kitchen MOTOならではの看板メニューを育てていきたい」と話します。売れ行きの伸びないメニューは思い切って入れ替え、新たな一皿を試し続けることで、常にメニューを磨いていく方針です。また、地元・小田原や鴨宮周辺の食材や商品を積極的に取り入れ、地域の魅力を料理を通して発信していきたいとも語ります。「思い通りにいかないことも含めて一つひとつ学びながら進んでいきたい」。その言葉どおり、Kitchen MOTOは地元に根ざした洋食店として、着実に歩みを進めています。
【お問い合わせ】
 Kitchen MOTO

 住所:小田原市中里292-14
 電話:0465-20-8538

 営業時間:11:00~14:00
      17:00~21:00
      ※水は昼営業のみ
 定休日 :水(第2・第4)、木
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