創業連載

株式会社ラックヘルスケア
矢野 勇樹 氏
矢野さんは、理学療法士としてのキャリアを持ち、現在は㈱ラックヘルスケアという看護会社を経営しています。
医療職に関心を持つようになったのは、中学2年生の時の経験がきっかけでした。
「山登りの際に、倒れている人を看護師である母親と共に救助したことで、医療の重要性を強く感じるようになった」とおっしゃっていました。
理学療法士としてキャリアを積んでいた矢野さんは、地域社会でもリハビリが必要とされていることに気付き会社を設立。その際に商工会議所の窓口にご相談いただき創業計画書作成の支援等を行いました。
ラックヘルスケアは、地元地域に特化した訪問看護を提供しており、要介護者のリハビリをサポートしています。地域の全ての方の「楽」「楽しい」「Luck(幸運)」に繋げたいという理念を掲げています。
また地域の高齢者が可能な限り自宅で生活を続けられるような支援がしたいという想いを強く持っていて、それを語る矢野さんはとても輝いていました。
地元への愛着が強く、「自分が生まれ育った地域に貢献したい」という思いが矢野さんの事業の原動力となっています。
また、自分の家族や友人たちを安心して任せられるようなサービスを提供したいという強い意志も感じられます。

利用者のリハビリを通じて、介護認定の段階を軽減するなどの成果を上げており、地域に密着したサービスを展開しています。
矢野さんは、地域の人々が幸せで充実した生活を送れるよう、日々努力を重ねています。
また、半年に一度事業計画書の進捗状況の確認と今後の方向性について商工会議所の経営指導員と相談しながら、経営を拡大し続けています。
2024年8月には矢野さんも携わっている一般社団法人神奈川県西リハビリテーション協議会のおだわらRフェスというイベントが開催されました。ご興味ある方は協賛、ご参加をお待ちしております。