小田原箱根商工会議所は、小田原・箱根の企業を応援しています。


2022年 2月号

コロナはもうじき収まる?

 コロナが猛威を振るっています。ただ、従前とはだいぶ様相が異なっていて、感染者は増えていますが、症状の重篤化は軽減しているようです。専門家でもない者の戯言と叱られるかも知れませんが、直感的に徐々に来月には収束に向かっていくような気がします。大した根拠はないのですが…。
と敢えて申し上げたのは、経営の教科書に「仮説を立てる」というのがあり、このコロナの趨勢についても仮説を立てる必要があると思うからです。仮説とはいわゆる「PDCA」の最初のステップです。
 例えば、「3月には収束に向かい、人の流れも活発になってくるであろう」という前提に立って、今できることは何かを考え、できる手を実行していくことが肝要かと思います。まずは、店を会社を「守る」ためにどのくらいの資金が必要か。そして、収束に向かって「攻め」の具体的な手を考えて準備する。商売のやり方や業態の変更が必要な場合もあるでしょう。
 仮説は間違っているかも知れません。もし仮説と異なる展開が見えてきたら、その時点でまた仮説を立て直せばいいのだと思います。
 一番まずいのは、先が見えないからと何もしないでただ待つことだと思います。なぜなら、お金では購えない時間というものを無為に失ってしまうからです。
 優れた経営者のいらっしゃる中で偉そうなことを申し上げました。ただ、それぞれの会社さんの課題について、商工会議所は答えを差し上げることはできませんが、ご一緒に考えさせていただくことはできると思っておりますので、考える縁になれればと思いまして。

追申
 3月には新年度に向けての当所の新たな取り組みについてお話したいと思っております。ご期待いただければと存じます。

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