小田原箱根商工会議所は、小田原・箱根の企業を応援しています。


2022年 5月号

いよいよPOSTコロナの時代に

 ゴールデンウイークの最中にこの原稿を書いています。小田原駅前から小田原城周辺は、名称と装いも新たに3年ぶりに開催された北条五代まつりもあり、久々に多くの人でにぎわっています。箱根へ向かう道路も渋滞し、様々な観光スポットでは家族連れのお客様の笑顔が目立ちます。やっと戻ってきたようで、一安心。
 しかし、心配性の私は、「これで一安心と思ったら大きな間違いなのでは?」と、心配でしょうがありません。本当に世の中はコロナ以前に戻るのだろうかと。

 以前にも申し上げたように、私たちがコロナで体験したことの多くは、コロナがなくとも早晩起こったことかも知れず、それらをコロナが一足先に連れてきたのではないか? 今、私たちは「来るべき未来」を垣間見ているのかも知れないと。
 とすれば、コロナ前に戻ることを手をこまねいて待つのではなく、「来るべき未来」で自分の商いを輝かせるための手を講じることが大切ではないかと思うのです。

そのために今すべきことは、世の中、特にお客様の意識と行動において、
 ・コロナの前から今も変わらないことは何か?
 ・コロナの前と今とで変わったことは何か?
とご自身のご商売について一呼吸おいて冷静に考えてみることではないかと思うのです。限られた紙面で私のつたない分析をご披露することは差し控えますが、皆さん、それぞれのご商売の場面できっと思いつくことがあるかと思います。
 変わらないことに対しては今まで以上に深堀して徹底する。変わったことに対しては勇気をもって新しい挑戦をしてみる。それがPOSTコロナの時代を生き抜く術を見つけることにつながるかもしれません。
 偉そうなことを申し上げました。言うは易しですが、POSTコロナの時代に果敢にチャレンジをされる会員の皆さんの少しでもお役に立てるよう職員一同、頑張っています。どうぞお声がけください。

追申
 ウクライナからの避難民の支援については、多くの会員さんが「うちではこんなことできるかも」とお手を挙げてくださいました。小田原市、箱根町と連携し、国とやりとりをしています。早急な支援の実現を目指して動いております。

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